1/18(土)20:00~オープンセミナー:『コーチが学ぶ、カールロジャーズのパーソンセンタードアプローチ(PCA)〜コーチングの源流を辿る〜』

お知らせ

2021年度7月から、学習終了後も皆さんがご自身の夢や目標の実現に向けて進んでいただけるように、受講生向けに「共創コーチング実践CLUB」が立ち上がりました。

共創コーチング実践CLUBでは、スキルの”定期メンテナンス”、情報の”アップデート”、仲間との“情報交流”ができる環境に身を置くことで、学びを深めて行くことができます。

2025年1月18日(土)20:00~22:00に、第39回共創コーチング実践CLUBを今回はオープンセミナーとして、オンライン開催しました!

第39回実践CLUB【クラバ】議事録

今回のクラバのテーマは
『コーチが学ぶ、カールロジャーズのパーソンセンタードアプローチ(PCA)〜コーチングの源流を辿る〜』です。

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南山大学附属小学校教諭・南山大学大学院敎育ファシリテーション専攻非常勤講師である
大島 利伸さんをお招きしてのオープンセミナーでした。

大島先生は、南山大学大学院でもエンカウンターグループを教えられており、
現在、共創コーチ®養成スクールの参考文献として挙げられている「傾聴の心理学(PCAを学ぶ)」の著者である坂中先生と一緒にセミナーを行っておられました。

主な内容
●PCA(パーソンセンタード・アプローチ)とは?
①ロジャーズの人生から見出されたパーソンセンタード・アプローチ
②「自分になること」と パーソナリティ理論
③実現傾向と必要十分条件
④中核三条件(受容・共感的な理解・自己一致)
⑤十分に機能する人間
⑥クライエントセンタード・セラピィ

●カウンセリングが成功する時
①クライエント側の要因
②体験過程理論

●クライエントセンタード・セラピィをグループへ適用することについて
①エンカウンター・グループの始まり
②グループの発展段階
③事例からグループプロセスを考える
④ファシリテーターの在り方
⑤エンカウンター・グループの展開

大島先生はホワイドボードに図を描きながら、
穏やかにわかりやすく説明してくださいました。

「体験に開かれる」
「相手の目から世界を見る」等、様々なキーワードが出てきました。

クラバ生だけでなく、一般参加の方も一緒に学びの時間となり、
刺激の多い時間となりました。

コーチングを実践していく者として、PCA(パーソンセンタードアプローチ)の理解を深め、
知識だけでなく体現できるようになるには、たくさんの体験が必要なんだと思います。

質疑応答では、たくさんの質問にお答えいただき、
貴重な情報もうかがう事ができました。大島先生ありがとうございました。
大変、勉強になりました。

■講師プロフィール
大島 利伸さん
南山大学附属小学校教諭
南山大学大学院敎育ファシリテーション専攻非常勤講師