- 開催レポート
2026年8月開催:共創コーチング®研修 習得コース
2026年8月8日(土)29日(土)の2日間『共創コーチング®研修 習得コース』を行いました。
①ビデオ(事前に見る、約1.8時間)+ ②zoomセミナー(10時~17時)を二日間+ ③事前課題の形で開催しました。
【1日目】 研修の基礎知識を学ぶ として、研修を進めるに当たって必要な知識とマインドを学びました。
【2日目】 実地演習と進め方 として、実際に講義を行いフィードバックをもらい研修を行っていくイメージを明確にしていきました。
(参加者の感想)
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私が働く行政の現場では、公務員志望者も少なくなり、職員の必要定数が満たされていない状態です。一方で、業務はどんどん増えており、複雑化・高度化する行政課題に対応するためには、職員一人ひとりが自ら考えて、行動する主体性が不可欠です。職場の心理的安全性を高め、職員のモチベーションと潜在能力を引き出す「共創型」の組織風土への改革が求められています。
以前から、外部研修の受講だけに頼るのではなく、庁内で職員自ら講師となり研修・勉強会を行うことで、本市の実情に即した実践的なスキルを継続的に浸透させることができるのではないかと考えていましたので、自分に適性があるのかないのかに悩みながら踏みとどまっていたのですが、思い切って昨年度から、コーチングを学んでいることも踏まえて、今回、企業内研修をいつか実施するために受講しました。
「いかにわかりやすく伝えられるか、受講した人がどう理解し、考え、その後のキャリアプラン」という講師の視点を学べたと感じています。自分自身のコーチングの基礎がより深くなるという思いもあり受講しましたので、傾聴・質問・承認など、基礎コースで学んだことを振り返る良い機会にもなりました。
コーチングというものをどう伝えるのか、自分のコーチングそのものに自信を持てない私に研修講師ができるのかという不安を抱えながら、仕事も忙しく過ごす中で準備が不十分なままの受講でした。コーチングにおいては、コアコンピテンシーの「基盤を整える」ことが大切であり、自分自身の状態がクライアントに影響を与えるのと同様に、研修講師も受講してもらっている人へコーチングを伝えるにあたっては、コーチングマインドをもって臨むことが必要と感じました。
ETの作成では、自分自身のこれまでの思いや経験を振り返り、コーチングをより分かりやすく伝えるためには、自分の多くの体験談のネタを引き出しに持っておき、適切なものを選んで組み込んでいくことが有効であると実感しました。私は、準備不足と、オンラインでの緊張もあり、まったくうまくできませんでしたが、そのことで、基盤を整える重要さを実感しました。これからは、これまでの経験からのエピソードを何個かつくりあげて、ネタとしてもっていたいと思います。
2日目は、ETのさらなるブラッシュアップということで、フィードバックもいただいたので、もっともっとブラッシュアップしていきたいと思います。
また、「聞く」という部分のデモを行いましたが、準備不足と、イメージがつかみにくく、うまくできなかったため、大きな課題となりました。そして、伝えるということについて、より考える時間となりました。
さらには、もう一人の受講生の方のデモの見る中で、その場で行い、どうなるかわからないコーチングのデモンストレーション行うことや、受講者が自ら気づきを得てもらうためのワークショップの難しさを実感しました。
失敗ばかりだったのですが、それも経験なので、これをばねにあきらめずに少しずつ自分らしくコーチングと向き合っていきたいと改めて思いましたので、これからは「小さなアウトプット」から段階的に実績を重ね、最終的には庁内外で価値を発揮する人材育成ができる自分を目指したいと思います。
まずは実践あるのみですので、次のことに取り組んでいきたいと考えています。
① いろいろなバージョンのETを作ってみる
② 庁内・課内での自主勉強会スタートさせる
有志の職員を対象とした少人数の「対話・コーチング勉強会(60分)」を試行開催することで、講師としての登壇経験を積みながら、参加者のフィードバックをもとにコンテンツを本市向けに最適化する。
③ 内研修の本格実施
新任管理職、グループリーダー、係長級職員、または若手育成において、継続的研修を実施する。「部下の主体性を引き出す共創コーチング基礎研修」(半日〜1日プログラム)を実施し、 庁内の共通言語としてコーチング・対話文化を定着させ、組織改革の中心軸をつくる。研修コストの削減に加え、対話文化の定着による職員のエンゲージメント向上、離職防止など目指す。
④ 他自治体への展開と広域的な貢献
庁内での実践成果・ノウハウをもとに、近隣自治体や他団体での職員研修講師として登壇・広域連携を図る。「コーチングができる自治体管理職」としての専門性を確立し、本市の先進的な人材育成・組織風土改革の取り組みを外部へ発信する。
⑤ 講師を務めることでコーチングの実践力を高め、組織改革を牽引するコア人材としての専門性を確立できるよう、いつか自分の強みと言えるよう研鑽する
最後に、人に教える、講師を務めることで、自分自身のコーチングの基礎が深まり、それが自庁での人材育成・組織改革の実践に直結するという循環は、まさにコーチングの本質でもあります。また、自治体職員としての専門性に「コーチング研修講師」という強み・価値が加わることは、私の個人のキャリアにとっても非常に大きな財産になると考えていますので、まだまだ遠い道のりかもしれませんが、一歩ずつ前を向いて取り組んでいこうと思います。
