- 開催レポート
第52回共創コーチング®実践CLUBは『臨床哲学と哲学対話』

2021年度7月から、学習終了後も皆さんがご自身の夢や目標の実現に向けて進んでいただけるように、受講生向けに「共創コーチング実践CLUB」が立ち上がりました。
共創コーチング実践CLUBでは、スキルの”定期メンテナンス”、情報の”アップデート”、仲間との“情報交流”ができる環境に身を置くことで、学びを深めて行くことができます。
2026年2月21日(土)20:00~22:00に、第52回共創コーチング実践CLUBをオンライン開催しました!
第52回実践CLUB【クラバ】議事録
今回のテーマ:『臨床哲学と哲学対話』
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今回は、
日本で唯一、大阪大学にある「臨床哲学研究室」に所属し臨床哲学を学んでいる船橋憲子さんをお迎えして、「臨床哲学と哲学対話」というテーマでご講演いただきました。
テーマ:
『臨床哲学と哲学対話』
●臨床哲学とは何か
●臨床哲学研究室で行っている具体例
●哲学対話のデモンストレーション など
特別に、約1時間程の哲学対話のデモをしていただきました。
「学ぶとは」というテーマで始まった哲学対話。
ファシリテーターとして憲子さんが入り、4名の参加者が対話を始めます。
ここには、正しくなければならない、正解も不正解もなく、ALL OKの場でした。
それぞれが揺らぎの中にあり、話をしながら自己探求をしどんな体験をしていくのか、
そんな温かく自己認識を深めていく時間になりました。
憲子さんのファシリテーションは、コーチの在り方に通じると思います。
・対話を進めようとしていない
・今ここを整理していた
・自由に話をするための心理的安全性の確保
・今この瞬間に湧き上がる探求する質問
・どんな体験がここにあるのか など
デモを見ていたクラバ生から、この哲学対話はどこに向かうのか?といった質問が出ました。
本来ならもっと長い時間をかけて行うもののようなので、結論というまとめは無いので、
そう見えるかもしれません。
デモに参加していた私としては、結論は無いけれど、自己探求を深め、自分自身が大切にしている事は何なのかという自己内の整理は進んでいました。
もっと時間があれば、この対話を深めていく中で様々なキーワードが生まれ、改めてそこから新たな問いを立てて、それについて対話を続けていくそうです。
参加者が体験を語り、話す事が無くなり言葉が出尽くす、そこまで進んでいく。とても忍耐を必要とするモノみたいですね。
参加者がモヤモヤを持ったまま、日常に戻っていき、考え続ける事にも価値があるとしているようです。
大変に面白い体験でした。
また、機会があれば参加したいと思います。
船橋憲子さん、
貴重なお話とデモをありがとうございました。
■講師プロフィール
船橋憲子 Noriko Funahashi
九州大学法学部・法学府で国際公法を専攻(うち1年オランダTilburg大学)
卒業後、株式会社ニトリに入社4年勤務
退職後、大阪大学人文学研究科にて哲学・倫理学を専攻
教員免許取得中
