• 開催レポート

2025年7月開催:共創コーチング®基礎コース『コミュニケーション』

基礎コース(コミュニケーション)

2025年7月3日(木)10日(木)17日(木)24日(木)27日(日)に、基礎コース『コミュニケーション』を行いました。

①ビデオ(事前に見る、約2.5時間)+ ②zoomセミナー毎週木曜(19時~21時)+ ③ピアトレ100月末日曜(9時-10時40分)の形で開催しています。

コーチングスキルのベースは、「コミュニケーション」です。
目の前の人とどのような関わりをすることが相手を上手に活かせるのか、創造性を引き出せるのか、と言ったスキルを、その意義や意図も含めて体系的にお伝えしました。

(参加者の感想)

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特に印象に残ったのは、質問の4つの方向性です。ワークを通じて、整理する質問は問いやすいが、広げる、深める、新しい行動を生み出す質問にはある程度のテクニックが必要と感じました。「それを言葉にするとどうですか?」や「今何パーセントくらい出来ていますか?」のようなパターンを準備として持っておく必要があると思いました。
また、承認においては、まずは良く観察すること、タイミングを逃さない、を学び、新たな気づきを得ました。フィードバックに関しては、客観主観をあまり考えたことが無かったので、その時の状況により、今後使い分けを意識していきたい。
コミュニケーション講座に関しては、聞く、承認、質問などどれも普通に出来そうですが、細かいテクニックや手法を取り入れることでコーチングに非常に有効になることがわかり、勉強になりました。
4つの基礎講座も残りひとつ、身につけられるよう頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

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5つのスキルの活用について、理解が深まりました。このスキルのなかで、自分が特に難しいと感じたのはフィードバックでした。今までもフィードバックという言い方で、様々な人に自分の感じたことをお伝えする場面はありましたが、相手の目標に対して現状の立ち位置を伝えるためのフィードバックというのを意識することができていませんでした。何のためにフィードバックをするのか、それを伝えた上で、相手にもフィードバックを受ける心の準備をしてもったうえで行えるように意識していきたいと思います。また、相手を傷つけずにネガティブなことを伝えるというテクニックも身に着けていきたいです。
コーチ、クライアント、オブザーバーという3者でのロールプレーイングがともて有効だと改めて感じました。
また、相手にフィードバックするときはポジティブなところと、よりよくするためにはという観点の2点を必ずするようにすると、
学びがより深まるのではないかと思いました。

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セッションで聞くときは、クライアントの話を途中で遮らず、共感的な姿勢で向き合うことの重要性を再認識しました。相手の言葉だけでなく、声のトーンや表情、しぐさからも情報を読み取ろうと意識することが大切なのだろうと感じました。
質問においても、オープンクエスチョンを中心に、クライアントが自分自身で答えを見つけられるような質問を投げかけることを心掛ける必要があることは認識しているものの、慣れないせいか、難しく感じます。他の人のセッションを見ているだけでもとても勉強になり、学んだことを意識して見ているところは、これまでの自分とは違い、少しは成長したのかなと少し嬉しく思っています。
クライアントの存在や努力、成果を認め、肯定的に受け止めることである「承認」はとても重要な要素だと認識しました。承認されると、安心感をして、話してもいいんだなと思い、話すことができます。また、自己肯定感を高める効果もあると思いますので、積極的に行動する意欲につながっていくと感じています。

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この1ヶ月間、久しぶりに「学びの場」に自分を置くことができたこと自体が、まず大きな意味を持つ時間となりました。日々の実践の中ではどうしても自分なりのやり方や思考に偏りが生じやすく、それに気づかぬまま過ごしてしまうことも多かったように思います。今回の学びを通して、その“偏り”に気づけたことが、私にとって最も大きな収穫でした。
特に印象的だったのは、コミュニケーションにおける4つの基本スキルを改めて体系的に捉え直すことで、「知っている」と「できている」は全く別物であることを実感したことです。これまでも自己流で工夫してきたつもりでしたが、やはり基本に立ち返ること、そして“型にはまること”を一度受け入れてみることの大切さを思い知らされました。
最初は少し堅苦しく感じたスキルの型も、繰り返し実践するうちに、少しずつ自分の中に馴染んでくる感覚がありました。ただ知識として学ぶのではなく、実際の対話や現場で積極的に使い込むことで、徐々に身体に染み込んでいく——そんなプロセスが必要なのだと、心から感じています。
この一ヶ月は、コミュニケーションスキルを“学ぶ”というよりも、“体得していく”過程であり、それはまさに、自分自身の在り方や関わり方を見つめ直す貴重な時間でもありました。今後もこの学びを、現場での実践を通して磨き続けていきたいと思います。

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この1か月、「聴く」「質問」「承認」というコミュニケーションの本質に気づく機会となりました。まず「聴く」では、単に相手の言葉を受け流すのではなく、話すことで相手自身が気づきを得られるように促す姿勢が大切であると学びました。現場で、幸せを感じた瞬間をゆっくり丁寧に聞いてもらえたとき、話している側が次第に満たされていく感覚を体験し、受容的な姿勢が安心感を生み、相手の本音を引き出す土壌になることを実感しました。
次に「質問」では、自分がつい目的や理由を先に聞いてしまう癖があることに気づきました。そのため現状整理や多方向への問いかけを意識し、深める質問と「聴く」を組み合わせることで、相手が自然に話しやすく、気づきが生まれる構造を作りたいと感じました。
最後に「承認」の重要性に改めて気づきました。自分も承認された経験が強くモチベーションや自信、不安の解消につながってきたように、相手を観察し理解し、その良さを言葉にして伝えることで、安心感を提供し、信頼とやる気を喚起できると気づきました。
今後は、受容的な姿勢を持って沈黙も活かしつつ、バランスの取れた質問で現状整理を促しながら、丁寧で深い承認を惜しみなく行うことで、安心・気づき・成長の循環をつくっていきたいと考えています。これらを1on1など日々の場面で実践し続けることで、信頼関係を築きながらコミュニケーション力を高められると確信しています。

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