• 開催レポート

2025年5月開催:共創コーチング®基礎コース『パーソナルベース』

基礎コース(パーソナルベース)

2025年5月1日(木)8日(木)15日(木)22日(木)25日(日)に、オンラインで基礎コース『パーソナルベース』を行いました。

①ビデオ(事前に見る、約2.5時間)+ ②zoomセミナー毎週木曜(19時~21時)+ ③ピアトレ100月末日曜(9時-10時40分)の形で開催しました。

「共創コーチング®」を実施するためには、相手のあり方や、相手の基盤の状態を知るという視点も大切です。また、コーチ自身の基盤(パーソナルベース)が、相手との関係性に影響を与えます。
今回のコースでは、自己基盤(パーソナルベース)を整備していく具体的な方法を学び、参加者自身の自己基盤のチェックをしていきました。

(参加者の感想)

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自己基盤の構造(タイヤ)がとてもわかり易く、また価値とニーズに関して、あえて文字で学んだことがなかったので、
大きな気づきとなりました。特にニーズに関しては、「⾏動を起こさせる源となるが、決して健全なエネルギーとは⾔えない。ニーズは⼀度満たしてしまえば、それで完了してしまい、引き続き⾏動起こさせる原動⼒にはならない」という点が行き過ぎるとよくない方向にいくこともある、ということを学びました。また、才能・強みの学びにおいては、「弱み」との比較ではなく長所にフォーカスしていく方法が、印象に残りました。講座では、初めてお会いする方々とパーソナルな話しをすることに思ったよりも抵抗なく、一緒に学ぶことが出来、楽しむことが出来ました。オンラインでコーチングという同じ目的に向かってというクラスならではだと感じます。

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今回の学びを通して、自己基盤の重要性を改めて理解しました。自己基盤は単なる自己理解ではなく、人生やキャリアを支える土台であり、それを強化することでより安定した成長が可能になることが印象的でした。
気づいたこと:
– 未完了を整理することの大切さ
未完了のことが心の中に残っていると、それが無意識に影響を与えてしまう。
まずはそれを書き出し、整理することで、新しい挑戦に集中できると感じました。
– 才能は掛け合わせることで個性が際立つ
才能は組み合わせることで、自分ならではの才能を発揮できるというが心に残りました。
強みを活かすには、ただ得意なことを伸ばすだけでなく、どのように組み合わせるかが重要なのだと思いました。
– 価値に沿った生き方の難しさと大切さ
自分の価値を知ることで、選択や行動の指針が明確になり、それに沿って生きることで充実感が増すということに納得できました。
しかし、価値だけではなく、環境や能力も影響するため、バランスを取ることが大事だと感じました。
– リフレーミングの力
物事をどう捉えるかによって、行動が変わる。ネガティブな出来事でも視点を変えれば新しい意味を見出せる。これはコーチングだけでなく、日常生活でも活用できると思いました。

この学びを活かして、今後は自分の才能や価値をより深く理解し、強みを意識的に伸ばしていきたいです。
研修を通じて、自分自身をより客観的に見ることができたのも大きな収穫でした。

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価値・ニーズ・才能・強み・6つの重要分野(人間関係・環境・お金・時間・仕事・健康)からなる自己基盤のタイヤの考え方は、それぞれの関係性がとても分かりやすく、今後自らの振り返りの際に役立つと感じました。何か不調を感じた時に、どこに問題がありそうなのか(満たされていないニーズや重要分野があるか?)や、なぜやる気が起きないのか(価値に結びついているのか?)、どうやって乗り越えるか(どんな才能や強みが使えそうか?)と、自問自答することができそうです。

◆価値について
レッスン2で自分の価値についてや学んだ時は、まだあまりしっくりきていなかったのですが、4回分のレッスンを終えてから改めて32ページのワークをやってみたところ、「活力を与える、(人の)エネルギーを感じる、未知である、経験する、学ぶ」の5つのキーワードがでてきました。

自分では当たり前すぎてつまらないと感じてしまう文字の並びなのですが、でも、だからこそやはり私の価値を表してくれているのではないかと思えるようになりました。

だからこそ、人とのポジティブで相互的な関わりあいの中で(活力を与えながら、相手のエネルギーを受け取ることができる)、今までに自分が経験したことがない(未知である)状態や課題に取り組み、実践する(経験する)ことで、新しい学びを得られることが一貫して好きだなと思います。

◆その他:自分自身の自己基盤について
・毎年年末に振り返り&目標立てをしているのですが、今後はこの自己基盤の丸いタイヤのモデルをもとに振り返りをしたいと思います。
・今回の講座で、軸となる価値や才能、強みについて改めて整備できたのはとても良かったです。6つの分野の中では、環境・仕事において未完了がたくさんあるので、少しずつ行動を続けて、完了していきたいと思います。とくにこの6つの分野の満足度の確認と未完了の棚卸しについては、2月に1回程度振り返りのタイミングを儲けるのが良いなと思いました。つい目の前のやるべきことに追われがちですが、俯瞰してみることで優先順位を変えられることに気づきました。まずはグーグルカレンダーに登録して時間をつくります。
・この価値や才能・強みをもとに、私らしいコーチングのスタイルの確立と、その伝え方の確立を、今後の養成コースを通じてやっていきたいと思います。(とは言え、こんなの当たり前じゃないの?差別化できるのかしら?と不安な自分もいるので、それを乗り越えていきたいです。)

◆その他:クライアントの自己基盤について
・自己基盤のタイヤの考え方を、クライアント支援に活かしていくことが重要だと思うのですが、まだそれがうまくできるイメージが持てていません。具体的にどんな状況で、どんな仮説を持ち、どんな質問でクライアントから引き出していくべきなのか、もしくはフィードバックをするのかなど。経験を積みながら、意識的にできるようになっていきたいと思いました。

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自分自身について問いかけ、見つめるということをじっくりとしたことがなかったため、自分を知る、認識するよい機会となりました。
完了と未完了から始まったが、自分が気がかりなことをピックアップし、完了することでパフォーマンスを上げること、また、達成感や幸福感などのポジティブな感情が上がること、そして、それを受けて周りにもそれが伝染し、良い影響を与えることを学びました。
続いて、価値とニーズについて学んだが、自分が思う価値やニーズを明らかにしていく過程がとても充実した時間となった。相手の価値を見立てるためにはどのような質問をするのがよいのかこれからコーチングの学びを深める中で引き続き考えていきたいと思いました。
続いて、妥協と境界線について学び、人は妥協していることに気が付かず、知らない間にエネルギーが漏れていることや引き算することで価値を見出していくことができるということを知ることができました。
さらには、自分の強みについても考え、他人から見た自分を伝えてもらうことで、新たな気づきも多く、より自分について考え向き合うよい機会となったと思っています。中でもリフレーミングの効果についてはとても効果的であると実感した。反抗期の子どもとの会話の中で取り入れるなど、日常生活で実践いきたいと思います。他の人から自分の強みを言ってもらえることは単純に嬉しく、自分を好きになれる良いきっかけとなるとも感じました。
全体を通しては、すべてにおいて出てくる「自己基盤のタイヤ」が構造を理解する上でとてもわかりやすいもので、パーソナルベースコースでの学びを自分の中に落とし込む中で、わかりやすい図であると思います。また、グループの中で自分の思ったことや考えことを人に話をし、それについて質問をされることで、自分の考えや思い、言葉の裏側にあるものへの気づきがありました。自分を知り、理解を深められることを実感でき、他の方の質問の仕方、考え方を聞くということは、自分への影響が大きいと感じた。この1か月、自分と向き合う時間となったが、これだけはまだまだ不足しているため、今後も自分としっかり向き合い、自分への問いかけを続けていきたいと思います。そして、より多くの気づきい出会いことができればよいと思っています。

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未完了の話と、バランスの法則の話が印象に残っています。
まずは、未完了の話として、
アイスホッケーの選手のコーチ?がメンタルの保ち方だけでなく、
どう親に謝るのかなどのコーチングに多くの時間を割いているというのが驚きでした。
プロの現場でさえそうなのであれば、自分もなにかやる気が起きないときになにかしら明らかな未完了はないか?という視点に立って考えてみようと思います。
また、バランスの法則の中で過剰:普通:不過剰があり、
過剰がいいと思われがち(成果を出す人は過剰だらけ)ですが、
その後に病気になる人も多いから過剰の方のメンタルケアも必要という話も印象的でした。
自分も色々と頑張りたいことは多いですが、明らかに疲れているときは休む勇気をもって、過剰になりすぎずに長期的に成果を出していけるようになりましたし、長期の視点をもってこれからも頑張っていきたいです。

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今月の実践や対話を通じて、エネルギーが漏れてしまっている未完了として、「やりたいことに時間を生み出せていない」という認識が非常に腑に落ちたことで、課題への向き合い方や解決策も変わってくると感じました。また、自分の理想は「質の高いパフォーマンスを発揮するために、仕事もプライベートも充実させたい」ということだと再認識し、今後さらに明確な言語化を進めていきたいです。

また自分にとっての価値やニーズを言語化し認識することで、自分自身の無意識に起こる行動や振る舞いの真意を客観視できるようになりました。自分自身だけではない他者の価値やニーズを理解し、発揮できるようなサポートをしていきたいと思っています。

実際に職場のメンバーと1on1を始めました。そのなかでそれぞれが業務を進める上で気になっていることや、さらにどのような価値を発揮したいか、という部分について意識して観察することができてきたと思います。これらを踏まえた対話によって、一人ひとりの行動にも良い傾向が見えてきたので、引き続き続けていきたいと思います。

また自分自身も含めてビジョンを大切にしていきたいと感じました。普段の生活の中で、あまり意識することはなく、短期的な部分に目が行きがちだが、ビジョンを描くことによって視野や可能性が広がると実感しました。メンバーが自分自身のビジョンを描いていけるように支援していきたいと思います。

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