- 開催レポート
第37回共創コーチング®実践CLUBは『組織開発の事例から学ぼう! サーベイフィードバックモデルを参考に、多職種連携の改善を図った病院の事例』
2021年度7月から、学習終了後も皆さんがご自身の夢や目標の実現に向けて進んでいただけるように、受講生向けに「共創コーチング実践CLUB」が立ち上がりました。
共創コーチング実践CLUBでは、スキルの”定期メンテナンス”、情報の”アップデート”、仲間との“情報交流”ができる環境に身を置くことで、学びを深めて行くことができます。
2024年9月21日(土)20:00~22:00に、第37回共創コーチング実践CLUBをオンライン開催しました!
第37回実践CLUB【クラバ】議事録
今回のクラバのテーマは
『組織開発の事例から学ぼう! サーベイフィードバックモデルを参考に、多職種連携の改善を図った病院の事例』です。
—————————————-
共創コーチであり病院で作業療法士として働き、
また研修部の代表を務める福永康祐さん(ふくちゃん)の組織開発の事例を取り上げます。
前半は、「組織開発の概要」について。
VUCAの時代に入り、ふたたびコーチング研修が注目されている。
しかし、まだまだ課題は多く、グループや組織レベルに直接働きかける事が必要
→組織開発が2020年以降注目されている。
・事前アンケートについての共有
・組織開発の定義について
・「診断型組織開発」と「対話型組織開発」
・「アクションリサーチ」と「サーベイフィードバック」
・サーベイフィードバックの期待できる効果
後半は、「フィードバックサーベイを使った組織開発の事例」について。
ふくちゃんの勤める渡辺病院の事例から、具体的な話を聴いていきます。
・リハビリテーション部門 理念と方針について
・キャリアラダーシートの実際
・役職者ラダーを集計し、研修ニーズを見えやすくする
・研修計画(運用マニュアル作成・研修評価・年1回の振り返りも)
<実例 2020年~5年目へ>
・多職種連携には、目に見えにくい何かが作用している→見える化と言える化が必要
・アンケート実施→フィードバックミーティング→未来づくり
・2020年~2024年のアンケートの推移
・活動のサイクルについて
・アンケート内容の一部抜粋
・ミーティング(出来ている事・出来ていない事)~対策(できることは何か)~宣言
・具体的な対策の事例
・フィードバックの変化
ふくちゃん、貴重なお話をありがとうございました。
■福永康祐プロフィール
広島県生まれ。名古屋市在住
共創コーチ® 医療法人瑞心会 渡辺病院 作業療法士
2022年3月に、国際医療福祉大学大学院にて修士号(医療福祉教育・管理学)を取得