• 開催レポート

2024年8月開催:共創コーチング®研修 習得コース

共創コーチング®研修 習得コース

2024年8月3日(土)24日(土)の2日間『共創コーチング®研修 習得コース』を行いました。

①ビデオ(事前に見る、約1.8時間)+ ②zoomセミナー(10時~17時)を二日間+ ③事前課題の形で開催しました。

【1日目】 研修の基礎知識を学ぶ として、研修を進めるに当たって必要な知識とマインドを学びました。
【2日目】 実地演習と進め方 として、実際に講義を行いフィードバックをもらい研修を行っていくイメージを明確にしていきました。

(参加者の感想)

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今回は、地元で研修講師を依頼されていることから、丁度良いタイミングで学んでみようと思い参加したのですが、想像以上に濃い内容の2日間であり、研修の進め方と考え方のフレームを認識する機会となりました。
特に、今回の特徴的な内容であるETについては、自分自身の普段のセッションでも使ってはいましたが、伝え方や言葉の使い方などは意識せずに使っていたため、本当に伝えたいことが伝わっていたか改めて振り返るよい機会となりました。(おそらく体験談は自分自身の思いも強いので、話が長くなって伝わっていなかったのではないかと感じます。)
また、ロールプレイについては人前で話すこと自体は、前職でも経験があったためそこまで抵抗はなかったのですが、制度説明や司会などと異なり、講師として受講者に学びを伝えることへの責任感や自分の知識が間違っていないのかという不安、そして時間を意識して非常に緊張しました。
一方で、学びを伝えることの楽しさも同時に感じることができ、研修講師という言葉に対するハードルは少し下がったように感じます。
加えて学びいう点では、フィードバックをいただいた「誰を対象とした研修なのか」をもっと自分の中で明確に意識した説明を行うことの必要性を改めて考えることができました。
その他、新たな認識としては、エビングハウスの忘却曲線の話が印象的であり、研修では知識の学習と体験(ワーク)をセットで行うことが効果的であるということも理解することができました。
本コースは、自分自身にとっては、今後もコーチとして事業を進めていく上での大きなキーポイントとなり、早速、まずは地元で、今後のクライアント対象として中心として考えている経営者や経営幹部向けに2時間程度ですが、自主開催による研修会を実施することとしました。
自分にとっては初めての試みでありますが、今回学んだ知識と経験をもとに、まずは実践しながら研修の感覚を掴んでいこうと思います。

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自身のコーチングのETを深く考えることができ、とても有意義でした。
発表パートを考えていく中で、コーチングと自分の関係以外のETも考える(思い出す)ことができました。
一番の収穫は、コーチング研修の全体像がわかったことで、自分なりにアレンジもしながら内容を考えることができそうだと思えたことです。
自分の引き出しが一つ増えそうなので、その点も楽しみです。

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コーチングを自分自身ができることと他者に知ってもらうための説明を行うことは全く違う。この間、コーチングを学んでいたため、一通りの説明はできるが、より相手がイメージしやすく、わかりやすくするためには、ET(体験談)が必須である。ETについて、単に体験したこと、具体的なことを伝えればいいのではなく、それを通じて、何を伝えたいか、落とし所はどこかを事前に確認して洗練された内容を用意する必要性がある。
他の受講者のETやプレゼンを拝見できたことがよかった。自分が考えている構成と異なる点や説明時に入る一言、ワーク、雰囲気づくりなど、一人で考えていては思い浮かばないだろうことを知ることができた。言語的・客観的情報優位の対象に対しては具体的な数字を盛り込むこと、イメージや感情優位の対象に対しては、情景が思い浮かびやすくするような工夫をすること、その視点を獲得できたことが大きい。
今回、場づくりについても学びを得た。講師がどのようなエネルギーを発するか、受講者の視点や心を動かすかについても興味深く考えることができた。私は、比較的動きのある場づくりを意識している。なぜなら、日々学生と関わる中で、相手を飽きさせず、集中してきいてもらうためには、静よりも動に比重が置かれる空間がよいと考えているからだ。具体的には、説明は短く、箇条書きのような意識を持たせる。また、ワークを適宜はさみ、説明したことを自分で理解し、試してみる場をつくる。このような動きのある研修づくりに磨きをかけていきたい。
今後、基本的に学生を相手に伝えることをしていくが、学生が直面しがちなコミュニケーションの場面を具体的に想像して研修を作り上げていきたい。そのためには、スクリプトの作成が十分でないといけない。まずは、実際の研修を想像し、自分の言葉でスクリプトを作成してみる。これが十分に完成すれば、あとは対象や時間に応じて変化させていけばよい。

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