- 開催レポート
第35回共創コーチング®実践CLUBは「コーチング契約を行う基礎知識」
2021年度7月から、学習終了後も皆さんがご自身の夢や目標の実現に向けて進んでいただけるように、受講生向けに「共創コーチング実践CLUB」が立ち上がりました。
共創コーチング実践CLUBでは、スキルの”定期メンテナンス”、情報の”アップデート”、仲間との“情報交流”ができる環境に身を置くことで、学びを深めて行くことができます。
2024年6月15日(土)20:00~22:00に、第35回共創コーチング実践CLUBをオンラインで開催しました!
第35回実践CLUB【クラバ】議事録
今回のクラバのテーマは
「コーチング契約を行う基礎知識」です。
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契約の基礎基本を学び、
コーチングの契約をどのように結んでいくのかについて、
玄長愛さんが紹介してくれた弁護士の増本さんにお話ししていただきました。
■前半:契約の基礎知識
契約が成立すると、「権利」と「義務」が発生。
では、契約が成立するのはどのタイミングからなのか?
と改めて問われると戸惑います。
「契約成立日」「効力発生日」があり、タイムラグがある事、
ここの意識は大切なポイントになるそうです。
そして、コーチングセッションは、「役務提供契約」。
特に私たちが気にしなければならない事は、
消費者を守る「クーリングオフ」等を規定している法律「特定商取引法」が関係してくる事があるそうです。
対象となる取引は「電話勧誘販売」「通信販売」。
オンラインミーティングツールによるZOOMなど、
場合によっては「電話勧誘販売」と判断される事も。
中々ややこしいので、詳細は省きます。
ポイントは、消費者の冷静さを失うような
「煽り」には注意が必要と理解しました。
ちゃんと知っておくことが大切だなと、思いました。
■後半:契約書の基礎知識
契約書のサンプルを使って、
コーチングの場合だったら?と細かく説明して頂きました。
契約書を作成する際の目安になります。
今、コーチングセッションの同意書を作成中、
あるいは、契約書の見直しをしようと思っている方、
間違いなく参考になるお話が聴けます。
様々な状況を想定して、
それに対処できるような書面の作成が大切なんだと
改めて考える学びになりました。
■講師プロフィール:
弁護士 増本志帆
依頼者さんの気持ちに寄り添い、結論に対する納得感を大切にしている弁護士さんです。
2010年 弁護士登録
2023年4月~ 神戸女学院大学非常勤講師
2022年3月~2023年7月ClientEarth(国際環境NGO)リーガルアドバイザー
日本環境法律家連盟理事(2009年~/2021年~理事)
日本弁護士連合会気候変動対策プロジェクトチーム(2012年~/2018年6月~2023年5月座長)
浜松市都市計画審議会委員(2020年~2021年) その他多数
弁護士の先生をお呼びして、
大変わかりやすく、丁寧に教えていただきました。
2時間、あっという間です。
コーチングを提供していく者として、
持っておく必要のある知識だと思います。