- 開催レポート
2023年11月~2024年4月開催:共創コーチング®養成コース16期
2023年11月12日(日)12月10日(日)2024年1月14日(日)2月11日(日)3月10 日(日)4月14日(日)に、それぞれ朝10時~17時まで、養成コースを行いました。
1対1の共創コーチング®セッションをデザインできるようになるプログラムです。
「共創コーチ®養成コース」は、企業や組織、個人に対してプロフェッショナルに『共創コーチング®』のコーチングセッションをデザインし、実施できるスキルを習得するためのコースです。
(参加者の感想)
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半年間、大変お世話になりました!
・ここまでの変化
これまでもそうでしたが、より一層、日常的にコーチング的な関わりを周囲と持つようになりました。
(奥さんにだけはめんどくさがられるのであまり力を発揮できていませんが・・笑)
・ここまでの成長
基礎コース受講時点ではフワッとしていたスキルたちが、チェックシートとの照らし合わせとともに体での理解が進んでいるなと感じました。
無意識でこれまでやっていたことを、意識的にやれるようになったことで、より効果的なコーチングになってきていると思います。今後は、どうしてもその場の感性でコーチングが進行していってしまう部分があるので、
しっかりとチェックシートを毎回確認・自己フィードバックしながら、場数を稼いでいきたいと考えています。
・ここまでの成果
実際に無償ですがクライアントを5名取ってコーチングの実践を始めました。
嬉しかったのは、3ヶ月で1区切りと伝えてスタートしたものの、すでに3名の方に、
継続してコーチングを生活に取り入れたいと言っていただいたことです。
ただ、サービスとしてある一定の時期から有償にしていくのか、
この繋がりが地域社会のなかでいずれ自社に還元されると思い、
自分の理想のクライアントである彼らへは無償で続けるのか、考えてしまっています。
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一番変わった、変われたと思うのは、クライアントの前に立つ心持ちとか、スタンス。
自分の軸がぶれていたらコーチング自体もぶれてしまうので、可能な限り事前にフラットな気持ちを持つようになった。
あと、「この時間は自分の時間ではなく、クライアントが輝く時間なのだ」ということを肝に命じること。ついつい、手を出してしまいそうになるのは今でもだが、それもクライアントの為になるか否か自然に考えられるようになってきた気がする。
あとは、コーチングフローは繰り返し繰り返し練習したために、一定の型にはなってきた気がする。
どうしてもオリジナリティを入れたくなるので、そのあたりは今後の自分の肩書と相談することにする。
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基礎コース、養成コースと長きに渡り支援頂きありがとうございました。
共創コーチングに通う前までは、コーチングについて書籍やオンライン教材で独学でやっていましたが、
体系立てて学ぶことで、コーチングフローやセッションの場の作り方など、より実践的に学ぶことができました。
特に養成コースにおいては、何度もコーチ、クライアント、オブザーバーの役割を変えてセッションを行うことで、
自分のクセや弱点などを的確に指摘してもらことができ、改善へと繋げることができました。
また、他の方のコーチングスキルから学ぶことも多く、盗みたいスキルとして参考にさせていただきました。
ICFのコアコンピテンシーやセッションのチェックシートなど、コーチの姿勢で常に意識しておくべきポイントが
凝縮されており、コーチングの前後で気をつける点や自分を振り返るためのポイントととしていつでも見られるように
コーチングノートの先頭にいつも記しています。(なかなか自分で完璧だったと思えるセッションはないですが・・・。)
自分は主に社内コーチングがメインのため、完全に実務と分けてコーチングすることが難しいのですが、
セッションの時間を40分コーチング、20分メンタリングなどで時間を分けて実施する工夫したことで、
クライアントにコーチングセッションに集中しながら、参加してもらうことができるようになりました。
また、コーチングの効果との因果関係は定かではないですが、実施したクライアントのほぼ全員が上司からの評価もよく、全員が将来有望なメンバーなので今後の社内でのコーチングの広がりを支えていってくれるコアメンバーなので、これから自分が社内コーチング研修をできるようになって、社員のアップデートを進めていく予定です。
8月の研修習得コースもよろしくお願いします。
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️以下の点を、コーチングのみならず、日常の対話の中でも意識できるようになってきた(夫との会話は例外)
・「成果」「結果」<「成長」「学習」「プロセス」
・informative < narrative
・Doing だけでなく、Beingの質問もできるようになってきた
・Closed-Qが有効なタイミングもある
・質問が長かったが、少しずつシンプルにできるようになってきた
オリエンテーションが対話形式で実践できるようになった
️Uncoachableな人の判断ができるようになってきた
・関係性が近すぎる人(身内)→ 別のコーチを紹介。先月からそのコーチとセッションをスタートすることができたと聞き、嬉しいかぎり。
・重い精神疾患の治療中の方 → 適切なときに、また興味があればと丁重にお断り。治療に専念することをすすめた。
️自分のコミュニケーションの特徴を、客観的に知ることができた。
自分のコーチングの良さ・強み
・フィードバック
・相手の変化(verbal & nonverbal)に気づく
・主体的(相手、また相手の話への興味関心が強い)
・エネルギーシフトを捉える
・「明らかにする」エネルギー
・ポジティブ
・「共創」感
課題
・テーマと時間を見失わない(必ずPC上に表示)
・質問の4つの方向性「広げる」質問を取り入れる
現状にフォーカスしがちな相手の場合、1年後、10年後など、未来へ視点をとばす質問を意識的に使ってみる
・if 質問「もし〜があれば/ なければ」をもっと使ってみる
・要約は相手のことばを使うことを意識(FBは自分のことばでOK)
自分のことばに置き換えすぎて、相手の思考をストップさせたり、違和感を与えない
・主観的判断、先回りのくせ
判断してもすぐリアクションせず、その主観がが正しいのかどうか、しばらく後まで持ち越すようにする
・二ュートラルに
特に、相手の負の感情に引っ張られてしまう傾向性。入り込みすぎたりしないように、ある程度の距離感を大切に自分がコーチングをする理由はなにか、再確認できた
もともとの動機は、「励ましの場をつくりたい」「励ましのための立場、理由をつくりたい」であった。人と継続的に関わっていくことは、組織の中でそのような役割や立場がない限り、少し不自然でなかなか難しいと感じてきた。たとえ長い付き合いの友人同士であっても、どちらか片方がいつも「聴く側」「励ます側」だと対等ではないし違和感が生じる。しかし、「コーチング」という場作りをすると、とても自然に、継続的に人を応援することができる。共創コーチ養成スクールを修了するということは、私にとってその場作りをするチケットをもらえたことだと感じている。
もう一つの動機は、「教員を継続的に応援したい」だった。自分が教員のときは、ランニングマシーンを走り続けている状態で、止まったら転げ落ちるというような心情だった。そのため、一度現場から離れて、外から客観的にみようとアメリカの大学院進学、そして共創コーチングに出会うことができた。いまも、教員友達をクライアントとして練習させてもらっているが、これからも、教員を対象の1on1, そして教育関係者への研修もできる自分になっていきたい。養成コース開始時は、とてもそんな自信は持てなかったが、コースを通して、今では現実的にできるという確信をもつことができている。(心から感謝です!)
「コーチングに力がある」ということを実感できた
コーチングは、相手の才能、能力、潜在力を信じる。これは仏法でいうと、すべての人の生命に、仏の生命(仏性)が具わっているという哲学と共鳴していると感じる。スキルもとても大切だけれど、相手を信じる自分の心のあり方が、そのまま相手の心に映し出されること実感してきた。そのような実践を、これからも紆余曲折しながら積み重ねていきたい。
️コーチングとは
「コーチングとはなにか、自分のことばで言えるようにする」
この問いは、養成コース開始時の、私の課題として共有させてもらった問いである。
コーチングとは、「2人のエネルギーの掛け算、最もすばらしい行動をうみだす対話、関わり」。結局自分のことばではなく、ほぼ共創コーチングワードの借用で恐縮なのですが。
コーチングとは、私にとて、「利他の対話」であり、「自利の関わり」でもある。「利他即自利」の対話。Client-Centerdであることは絶対の柱であるが、相手が目標にむかって進むエネルギーや、自分について学んでいくポジティブなエネルギーに触れさせてもらう度、私自身がいつも励まされ、活力をもらっていることに気づく。共創コーチングで学んだ「エネルギーの交換、掛け算」という表現が一番ぴったりきている。
️さいごに
ジョニーさん、Yokoさん
学びと成長の場を提供し、共創し、関わり続けて下さりありがとうございました。
もう、お二人の愛くるしい(?)やりとりが見られなくなると思うと、ただただ寂しい思いでいっぱいです。コーチングの鍵は、その後の行動にあります。自分の夢は大きく、そしてステップは具体的に。忍耐強く、着実に前へ進んでいきたいと思います。
今後とも、世紀末までよろしくお願いいたします!
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この半年で、コミュニケーション、対話の難しさを実感したとともに、その面白さや可能性を見出した。日頃いかに意識せずに人と関わっていたことかと反省があった一方、問いの投げかけ方、人との向き合い方ひとつで相手の可能性が大きく変わっていくことがみえてきた。これまで大学で学生の成長のサポートをする立場で業務を展開してきたが、今回学んだコーチングを強力な武器として業務に取り込んでいきたい。
「自身のコーチング技術の向上・課題克服」
・まだまだDoingの質問が多くなる傾向がある。Beingの質問を意識し続けることが自身の課題。
・質問は短く。イメージを問う質問ではなくシャープにしていく。「スバリ聞く」ことに無意識に抵抗感を持っているかもしれない。イメージを問う質問は、クライアントを客観的視点に立たせることができるので、全く無くすのではなくバランスを持って臨みたい。
・コーチングフローにこだわりすぎない。最終ゴールはクライアントの目標達成や課題克服につながっているかどうかを意識してクライアントセンターのセッションを展開できるように経験を積んでいきたい。
「3人のクライアントを得てのセッションからの学び」
今回、知人3名に依頼をしてクライアントを得た。セッションを通じて、色々な学びを得た。クライアント自身が「大した事ないテーマ」と思っていても、いざセッションを開始し、対話を深めてみるとそのテーマの広がりや深まりをみせた。また、そこをきっかけに本当の悩みが浮き彫りになる状況もあった。コーチングを始める前は、自分自身も「(自分の考えていることに対し)たいしたことない悩みだよな」との思いが少なからずあった。しかし、コーチングを受けると、自分自身が見えているもの、考えていることが全てではないとの認識が強くなった。話すことで考えが整理され、新しい気付きにつながる面白さを実感した。
3人ともコーチング経験は、初めてであったが、定期的に自分の考えを話すことで考えが整理されるとの肯定的な感想を抱いてくれた。「クライアントについて、今、思考している以上に新しいことや深まった考え方ができるようになっている」点でよかった。
一方、考えからなかなか行動に移せない方がいた。陽子さんからは、「気持ちの逃げを捉えているのであれば、はっきりとコーチが感じていることをフィードバックで伝えることも大事」とのアドバイスを頂いた。確かにはっきりと伝えることも時としては大事だ。「前回も同じ目標をたて取り組みましたが、達成できず。同じ結果を繰り返していると感じます。何がハードルになっていますか?」「何がそうさせているのですか?」など、Iメッセージで伝えることを意識していきたい。
クライアントがセンションの中で、自分が納得するように気付き、考えを深めて行く様子がみられたとき、自分は喜びや達成感を感じた。現在、学生に関わる業務を続けていることやコーチングに強い関心を持っていることも踏まえると、人の支えになることに自分の気持ちが動くのだと、自身を見つめ直すきっかけにもなった。
「今後の展開(コーチング手法を応用した学生の個別支援の実施)」
学生の目標達成や課題克服に向けた気づきを促し、それに向けて行動できるように支援するために、コーチング技術を用いた学生対応をより一層展開していく。これまで学生と接してきて、自己改善のための行動がなかなか起こらないとの感じを受けてきたが、原因の一つとして、目標設定が曖昧であることがあげられる。その目標がなかなか見つからないことで思い悩むこともあった。同じ状況にある学生はいると思われる。目標を持つことを当たり前と捉えず、対話する中で少しずつ自分の思いが形になっていく。共に目標を作るとの思いをもって学生支援を展開していきたい。
学生の主体的な行動を引き起こさせるための質問も工夫を凝らして投げかけていく。大学に勤務する前は、「質問」に対してあまり拘りを持つことが無く過ごしてきた。しかし、人間力総合演習を担当するようになり、その意識が変化した。そして、コーチングと出会いよりその思いが強化された。現在は、「いかに問うか」、「問い一つで相手のやる気や考えが変わる」との思いをもって業務に臨んでいる。どのような問いがどのような思いを起こし、行動が変わっていくのかその点を注意深く観察して学生の個別支援を展開していきたい。
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たくさんの実践とFBをいただいたことで、自分のコーチングの強み、弱点、変化した点を都度感じながら半年間過ごすことができました。
一番大きく変わった点は、常に「質問しなきゃ」「クライアントのいうことを100%理解して、その内容に即したスムーズなセッションにしなきゃ」と、自分の質問・投げかけ主体でセッションを進めなければならない、クライアントが必ず解を得られるように導かなければならないという意識がほぐれ、クライアントとの”間”だったり、遠回りしながらでも一緒に答えを見つけていけばいいんだ、と肩の力を抜いてセッションに臨めるようになったことだと思います。以前よりも自然とクライアント自身に関心を寄せることもできるようになってきたと自分でも実感できるようになりました。
養成コース当初抱えていた「目上の方とうまくセッションできない」という課題も、
(特に何か自分で意識して取り組んだのではないですが)そういえば気にならなくなったな、というのも感じました。
経験値だったり、養成コースの皆さんとのセッションを通して度胸がついたのかもしれません。
とはいえまだまだ経験不足・勉強不足なので、「元気をもらえた!」「何をしたいのかはっきりして頭がスッキリした!」と言ってもらえるようなコーチになれるよう、
研鑽を重ねてまいりたいと思います。
半年間、本当にありがとうございました。
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