• 開催レポート

2023年10月開催:共創コーチング®基礎コース『リードトゥゴール』

基礎コース(リード・トゥ・ゴール)

2023年10月5日(木)12日(木)19日(木)26日(木)29日(日)に、基礎コース『リードトゥゴール』を行いました。

①ビデオ(事前に見る、約2.5時間)+ ②zoomセミナー毎週木曜(19時~21時)+ ③ピアトレ100月末日曜(9時-10時40分)の形で開催しました。

共創を通じて、望む未来を創るためには、スキルと仕組みを持って、ゴールへと進む必要があります。
コーチは、クライアントの目標達成に向けてのメソッドを、その人に合わせた形でガイドしていく必要があります。この2日間は、そのために必要な知識や障害の乗り越え方などをお伝えしました。

(参加者の感想)

●・継続コーチング3人との練習の中での気づき
①実際、コーチングをあまり知らない友人にコーチングをすると、セミナー参加者と練習している時のスムーズさが全くなく、理解をしていただくのに時間がかかることを実感しています。また自分自身が、気づくとシーソーの上になりやすいため、オリエンテーション、初回から数回のコーチングセッションは特に丁寧に時間をかけて行いたいと感じています。
②時間の使い方が難しいです。はじめ30分と言っていたのに1時間となり、長いときは90分になっている。相手の、お尻の時間が押していないことも一つ要素かもしれませんが、自分がどこで終わらせたらいいのか、まだまだ手探り状態です。(大丈夫かな?話せていないことないかな?腑に落ちているかな?とか、やたら確認してしまいがち)
③オリエンテーションにて、「わたし目標がなくて、逆に迷惑かけちゃいませんかね。」と言っていた後輩が、1時間15分ほど話したところで、「ここまで話してみて、テーマだなと思うことはなんだった?」と問いかけると、「Visionを持ちたい」「ふわふわした『やってみたいなぁ』をしっかり着地させたい」という言葉が本人からしっかりと出てきたのがよかったです。中学校の教員をしている彼女は、日々自分のことを振り返る時間が持てていないということにも気づきがあったようでした。
④「その目標を選んだ理由」を聞くことは大切!
いろんなことを話した後に、では「今日のテーマにどれにする?」と問いかけると、全く脈絡のないところからテーマが出てくる方います(笑)はじめは「え?!突然?今までの話に出てこなかったけど」と思いながら、その目標を選んだ理由を聞くと、本人の中ではしっかり内容が根っこで繋がっていたりすることが発見でした。なるほど〜!
⑤オリエンテーションとき、コーチングとは何かをお伝えする時、「クライアントがすべての応えを持っている」ではなく、「コーチはパートナー」であり、「2人の対話から」「2人の掛け算で、創造的アイディア、行動を生み出す」ということを強調しています。共創コーチングのハートを、しっかり持って実践していきます。

●あっという間の4ヶ月でした。あと、講座の順番がすごく良かったです。結果論です。
最後リードトウゴールでしたが、相変わらず短い時間でしっかりとコーチングコンテンツを構成するのは難しくて。ついつい時間を忘れて、話を聞いたりしちゃいます。
ただ、少しずつ進行に焦る事が少なくなり、クライアントと、コーチしている自分と、その状況を俯瞰(鳥瞰)して見れるような感覚が。ちょっとだけ分かってきたような気がします。これは「我」を手放す行為に少し似ています。
コンサルとしての自分では、絶対できない自身があるので。コンサルスイッチとコーチスイッチを入れ替える感じで、まずはやってみます。
そのうち、自分が出来てきたら、ニ者対立ではなくて「包摂」って感じで出来るのかもしれません。今後ともよろしくお願いします。

●1番の気づきは、ネクストアクションの際に、5W1Hを意識して目標を立てるだけではなく、さらにチャレンジングな目標やひらめきを生かした目標を設定できるように、寄り添ってあげる、ということでした。
全体の目標に対して、現状を確認したり、ギャップをふまえて解決策を考える、といった部分は比較的実施できているという感覚はあったのですが、いざクライアントが行動するとなった時に、意外とうまくいかなかった、実際はできなかった、という声が明らかに減っているので、そういう意味で、この講座を学んだ意味があったと感じています。