• 開催レポート

2023年4月開催:共創コーチング®基礎コース『リレーションシップ』

基礎コース(リレーションシップ)

2023年4月6日(木)13日(木)20日(木)27日(木)30日(日)に、基礎コース『リレーションシップ』を行いました。

①ビデオ(事前に見る、約2.5時間)+ ②zoomセミナー毎週木曜(19時~21時)+ ③ピアトレ100月末日曜(9時-10時40分)の形で開催しました。

どんなにスキルが高くても、相手とどういう関係性の中にいるのかで、与える影響は違ってきます。
関係性は変えることができます。本当に相手を上手く活かせるためにどういう関係を作ればいいのか、そのために知っておくべきことは何か、何に気をつければいいのかをお伝えしました。

(参加者の感想)

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自分でもちょうど課題に感じている部分もあり、学びや気づきが多い一方で、分かっていても感情の部分で学びを生かしきれないもどかしさも感じた1か月でした。
タイプや関係性など、いろいろな分類がある中で、それをいかに物事を前に進めるかを考えて使うことが大事だと感じました。タイプが違うことで理解するだけでなく、相手に歩み寄ることや、ラポールでエネルギーを合わせること、アサーティブなコミュニケーションを心掛けることも対等や共創といったキーワードに通じる部分だと感じました。
会社では、リレーションシップは問題になりがちですが、本来「コトに向かう」ために必要な一つの要素であり、そこが中心ではないので、ここで学んだ方法を使って進めていくことを考えたいと思います。
家族については、これから子供が大きくなる中でコミュニケーションの方法や状態に対して、客観視することも大事だと思うので、忘れずに胸にとどめたいです。

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新しい気づきがたくさんあり、やりたいことや気づいたことを繋げていきたいと思った1ヶ月でした。
色々なことをシェアしたい気持ちはいっぱいなのですが、今回は2つのことについて記載したいと思います。

一つは、セッションのどこで本質に迫るか。
今月のピアトレ100で、私は本質や価値観に関わる問いをしたい、見つけたいと思いつつもできませんでした。

フィードバックで気づいたことは
「長いセッションだと対話しながらゆっくり価値観を見つけていくのもいいけれど、
短いセッションだと話された言葉より素早くみつける。もしくは、直接聞く。」

今回、クライアント役の方から、”平和的”という言葉がありましたが、私はそこに気づけませんでした。
もしかすると、直接聞くよりクライアントさんの話から見つけていくことがベストなのかもしれませんが、直接、価値観や大切にしていることを聞いてもいいんだ!と安心しました。

同時に、前日養成コースのクライアント役をさせていただき、その際も同じようなやり取りがあったこと。
「養成コースでいつもと違ってセッション時間が短かったから本質に迫ることが必要」

という旨のお話を思い出しました。
ピアトレ100ではコーチ役、養成コースではクライアント役、同じような事柄を違う立場で体感できたので繋がってきたことがあると感じました。勉強の機会をありがとうございます。
初めの方のやり取りで価値観を掴めなかったら直接聞いてみることを試みたいと思います。

実はそこから”価値観”と言えば、仕事を連想しました。
職場では”価値観は重要ではない”という考えがあり、私自身蔑ろにしてきてないかな?そのため価値観を発する言葉に気づきにくいのでは?と思いました。詳細は、さらに長くなるので詳しくは割愛したいと思いますが、私の中で気づきがあったので、いつかアウトプットするためのネタにストックしていきます。

二つ目は、今月のテーマ:リレーションシップを学び、関係性がわかったので毅然とした態度を取ることができました。

仕事でバシッというコントロールタイプのベテランの先生がいるのですが、私は少し遠慮をしています。
slack経由で私のクライアントさんへの人柄について感想・意見がありました。
数回やり取りをした後、

「私だったら、〇〇する」

という文章からクライアントさんだけでなく、私へのコントロールを感じました。(気のせいかもしれません)

私のクライアントさんは、わかりやすいほどのサポートタイプで、ベテランの先生がきつくて担当が私に変わった経由があります。
思えば、私もその先生から何か言われた時に、サポートに回っていると思いました。

例えば、「そうします」と先生の意向に合わせた返答をする。
または、自分がやっていることを先生が認めるような形で伝えて、承認を得ようとしていた。

今回は、関係性がわかったことで、今までのような敢えてサポートタイプに回るような返答はせず、やりとりを既読意味のスタンプで終了しました。

今は、一つの気づきに関連して色々なことに繋がって、忘れないうちにメモしなくては!という状況です。
気づいたからとすぐに実践でできるわけではないですが、少しずつ感覚が掴めているような気もします。
そして、気づいたことをアウトプットしてSNSへ展開していきたいな、と思っています。

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・対等性
相手を一人の人間として見れば自然と対等な関係になると思っていたが、その時の状況においてエネルギーの差異があるときにワンダウンポジションを取ったり、相手に追いつくように自分のエネルギーレベルを上げることによって、自立・依存の関係から脱するということを学んだ。

・共感と同感
これまで「共感」という言葉に対して自分が持っていたイメージや、世間一般でよく使われる「共感」の意味は「同感」である場合が多いようように思った。
自分自身を俯瞰することで自己認識を深めるように、相手も客観的に見ることが、特にコーチとして接する際には重要である。
同感できることが優しさであるような感覚がこれまであったが、コーチとしては共感が求められることはよく理解できる。
真に相手に共感、同感できているかは誰にも確かめられない。どういう姿勢で臨むかということだと思う。共感しようと思うからこそ、相手の感情を聞くことが重要なのだろうとも思った。

・コーチに求められる柔軟性
今月の後半は、4つのコミュニケーションタイプによって関わり方を変えること、クライアントの人間関係を分析したり、クライアントと自分の間の関係性を変えることについて学んだ。
クライアントやその周りの人間関係で、それぞれの人が周りとの信頼関係を保ち、主体的に行動するためには、相手に近寄る意識を持つことや、心理的安全性を周囲に保障すること、アサーティブな表現をすることが大切であると思う。

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受講前は「対等な関係性」と聞いても何を指すのか・目指せるのか分からなかった(立場や性質の上下/強弱による心の距離は弱者からは変えづらいと思っていたし、上位の立場を崩さないことを求められる環境も多い)。内容は、その先入観を崩す順番(相手に橋を架ける、自分の位置を変えて相対的に相手を上下させる、4つのタイプ別特徴)だったので、素直に面白く理解ができた。

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