• 開催レポート

2022年11月~4月開催:共創コーチング®養成コース14期

養成コース

2022年11月13日(日)12月11日(日)1月8日(日)2月12日(日)3月12 日(日)4月9日(日)に、それぞれ朝10時~17時まで、養成コースを行いました。

1対1の共創コーチング®セッションをデザインできるようになるプログラムです。
「共創コーチ®養成コース」は、企業や組織、個人に対してプロフェッショナルに『共創コーチング®』のコーチングセッションをデザインし、実施できるスキルを習得するためのコースです。

(参加者の感想)

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コーチングを学ぶ以前、私はファシリテーターとしての経験を積んでいたためコミュニケーションには自信を持っていました。また、自分自身が社内企業家育成者であり、自分が相手を成長させるという意識を強く抱いていました。しかし、現実には起業家の想いを汲み取れず不和が生まれたり、相手が私に過度に依存したり、私が相手を短期間で変えようとして負荷をかけすぎる等の問題を抱えていました。コーチングを学んでいく中で大きく変わったのは、成長するのは起業家自身であり、私の役割はサポートすることだという意識でした。育成者の立場からコーチとして起業家自身が自己成長するための「伴走者」に変化したと思います。

過去の経験を基に1on1面談でコンサルタントやアドバイザーのように振舞うのではなく、コーチングの基本を元に、起業家たちと対等な関係性を構築するためにシーソーの法則を意識したり、ワンダウンポジションの問いかけ、感情を受け取ることを心がけ、信頼関係(ラポール)をよりしっかり形成するように心がけました。

また彼ら自身が目標に向かって自己成長するためのツールを提供しました。例えば自分にとっての「価値」と「強み」を確認することは、起業家として譲れない目標を確認するために役立ちましたし、コーチングのサイクルを続けることは自然とPDCAを回すことに繋がり、コーチの自分自身にも経験学習サイクルが習慣化して身につきました。

最後に、コーチング全体で自分の気持ちに変化をもたらしたのは、コミュニケーションのあり方や相手を理解し尊重する姿勢でした。コーチングを通じて、一人ひとりの独自の価値観や背景を尊重し、互いに対等な関係を築くことが重要とを認識できたことによって、関わる人とより深いつながりや信頼関係を築くことができ、社会がより良く感じられ、仕事だけでなく人生そのものに希望が生まれました。

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私は、会社組織の中でプロジェクトを引っ張るタイプのリーダーシップを武器にしてプロジェクトの進捗や課題解決に注力することで成果を上げてきた。それを見て憧れや尊敬の念を頂いてくれるメンバーがいる一方で自分の殻をやぶれずに成長できずにもがいていたり、関わりにくさを感じるメンバーも存在していた。
 コーチングを学んでからは、徹底的に相手の話しに耳を傾けたり、興味関心を表す質問をすることで相手の承認欲求を満たしたり、相手の能力を最大限に引き出すことに注意しながらお互いの共感できる点を見つけながら動機付けをすることが少しづつ出来る様になり、相手が話す言葉の中に”どいう意図で言っているのか?”、”どんな気持ちなのか?”が読み取れる様になってきた。
これらの学びを人の自己実現を目指す体系的なプログラムとして構築することを意識しながらチームメンバーとの1on1の中でコーチングを実施。相手を理解することに100%集中することで、仕事の中では話さなかった過去の体験やこれからどうなりたいかをひざを突き合わせて話すことができるようになり、相互理解が向上するこで関係性が大きく向上した。また、これまで目を向けることが出来ていなかった立場が弱い人や能力が低い人に対して、現在の能力で業務をどこまで任せるかに加えて、どうなると自己実現に向けた成長につながるかを意識しながら関わり方を持てる様になった。
 コーチングを学んで相手の意見を受け止めながら対話を進めたり、表情や言葉から感情の変化を拾えたり出来るようになり、多くの対話アプローチを身に着けることが出来た。弱い人の味方になれる人徳を身に着けるレベルにはまだ達していいないが、相手を正面から受け入れて寄り添える様に心がけながら自分自身もさらに成長して行きたいと思う。

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まずは、自分の視点の変化がありました。
養成スクールの期間は、自分が人の話を聞く際に無意識にとってしまう思考のクセを突きつけられ続けたという6ヶ月でした。
その期間を経ることで、自分が相手に対してとっている姿勢を客観的に見つめ、考えることができました。
そうすることで、自分がなぜこの行動や言動をとっているかをメタ認知し、それが良いのか良くないのかを冷静に判断するよう努めることができました。
次に、コーチングの変化です。
養成スクールの期間にわたり、自分はどういうコーチになりたいのか、何をしたいのか、を考え続けることで自分が他者に対してありたい姿という桃を描くことができました。
目標達成に向けて進んでいく人の力になることが、自分が志を持って臨んでいくことができるあり方なのだなとコース終了後の今、強く思っています。
非常に充実した6ヶ月でした、ありがとうございました。

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共創コーチ®養成スクールを受講して

【変化、成長】
〇入学した当初、コーチングが「何だか今一つ分からない」状態でしたが、今は、「こういうものです」と、少し自信をもってお話できるようになりました。
〇入学前は、人の話を聴いているようで、ちゃんと聴けていなかったが、今は、自分一人がしゃべるのではなく、まず、何が話したいのか相手の話を聴くことが大切だと1番に考えられるようになった。
〇以前は、相手の話に共感しすぎる、相手の感情にのまれる傾向があった。
スクールで自己基盤、コーチングの手法を学ぶうちに、気が付くと、相手の喜怒哀楽にのみこまれる度合いが、とても低くなっていました。
これは自分の喜怒哀楽にでもいえることで、俯瞰してみることが、だいぶできるようになりました!
こうやって俯瞰して、他人、自分の感情をみられるようになったことで、生活全般が、「とても快適になったこと」を自分のコーチングを学んだことの成果として、他の方にお話することで、コーチングに興味をもっていただけることがあるのは、大きな成果でもあります。
〇会話にオープンクエスチョン、クローズドクエスチョンがあることを考えたこともなかったのですが、学んだことで、コーチングでは、なるべくオープンクエスチョンにしようと言葉を選ぶようになりました。
ピアノレッスンで生徒さんと話す時も、相手が考える時間をもてるような質問を取り入れるようになりました。
あまり考えがなかったような子どもさんでも、地道に考えを聞いていくようにしてきたら、どんどん考えてくれるように成長してくれています。
これが自主性を伸ばすということなのかな?と、最近、嬉しくなる時が何度かありました。これは、大きな成果です。
他にも、まだまだ変化、成長、成果あると思いますが、以上が、他の方にも「コーチングを学ぶ成果」として、自信をもってお話しできることです。

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コーチングのデザインができるようになっただけでなく、クライアントから良フィードバックをもらえるまでになった。
課題だった、クローズドになりがちな質問やエネルギーシフトの把握も次第にできるようになったことがその要因だと思う。
コーチングのスキルアップだけでなく、実際にコーチングを説明し、クライアントを募集できたことも大きな収穫だった。
自分のしている行動を周りに知ってもらういい機会にもなった。
大変密度の濃い、充実した内容だったと思います。

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