• 開催レポート

2023年3月開催:共創コーチング®研修 習得コース

共創コーチング®研修 習得コース

2023年3月に2日間『共創コーチング®研修 習得コース』を行いました。

①ビデオ(事前に見る、約1.8時間)+ ②zoomセミナー(10時~17時)を二日間+ ③事前課題の形で開催しました。

【1日目】 研修の基礎知識を学ぶ として、研修を進めるに当たって必要な知識とマインドを学びました。
【2日目】 実地演習と進め方 として、実際に講義を行いフィードバックをもらい研修を行っていくイメージを明確にしていきました。

(参加者の感想)

■自分が講師として研修をする想定で準備をすると、自分の知識が曖昧であることや、理解が不十分であることに気づきました。また、コーチングのことをほとんど知らない相手にどうやったら分かりやすく伝わるかを考えることに、時間がかかることもよく分かりました。教えることは大変な分、自分の身になることを痛感しました。コーチとして成長するためにも、積極的にコーチングを広める活動をしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

■私は大学の授業ではパワポを毎時間使用しています。ただ、zoomで研修や授業の経験がないため、これは技能習得は必須だと感じました。
また、1日目のETをさらにブラッシュアップさせるために、時間を費やしましたが、ヨーコさんがおっしゃったように、何度も何度も同じ内容であってもその3分程度のETに思いが入ってくるため、暗記をしてしまうくらい洗練されていくのだと感じました。
私の場合、学生に向けてのバージョンを早々に作成してみようと思っています。
そうなると、「コーチとは」のETについては、再考します。
2日間ありがとうございました。

■二日間にわたる研修、ありがとうございました。
ひな形からスクリプトまで全部お渡しいただけて、こんなにお得な講習でいいのかな?と思いました。

特にこれまでの講習とは違い少人数だったのがよかったです。
授業中に(発表以外は)緊張することもなく、気になる点も心残りなくすべて質問できました。

2日目は特に朝バタバタとしてしまったので、研修の日はとにかく万全に心身ともに準備万端にしておくことが最重要だと実感できました。
私の場合はオンラインかつ、一人で進行することになるので、当日は受講者と余裕をもって向き合えるよう、
リハーサルも十分に実施しておきたいと思います。

今後研修を自分自身で企画・実施していくことで得られる気づきも多いでしょうから、
まずは社内で実施して経験値をためていきたいと思います。
研修のお手伝いや、見学の機会があればぜひ参加させていただきたいと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。

■・研修ではオンラインとリアルは予想以上に違いがあった。特に受講生への目配りや、空気感をキャッチしにくい。慣れが必要。

・研修の場をコントロールすることも大切ではあるが、受講生とコーチング的な関わりをすることも大切。共創の意識で。これに向けては、自分の位置を下げる、感情や弱點をあえて見せることも必要。

・受講生を巻き込む力は今後も活用する。

■自分が発表するという点ではとにかく緊張して大変でしたが、みなさんのプレゼンを見ることはとても楽しかった。
自分のプレゼンに対しても、一人一人の方がフィードバックしてくださることはとてもありがたく学びになった。
個人的には、発表するのはあまり得意ではないが、プレゼンのスライド作りとかはとても好きで楽しかった。スライド作りの途中で変なところで無駄に時間を使い過ぎそうになり、ダメダメこれは本質(ちゃんと発表をすること)と外れると思ったことは何度も。
また、他の人のプレゼンを見てその人のプレゼンのどういうところがよかったか、もう少し良くするならどうしたら良いかの話をするのがとても楽しかった。
改めて、私はワークショップ作り、ワークショップ作りを改善してより良いものにするというあたりがとても好きだなと思った。
元になるものは同じものなのに、プレゼンをする人が変わると、こんなにまで違う雰囲気になるのだということを知りとても興味深かった。自分の得意分野や自分の特徴、自分の強みをちゃんと自分自身で捉えて、それを活かしていく必要があり、またそうすることで、それに共鳴してくれる人と出会っていけるのだろうなと感じた。

■<今回の学びから取り入れていきたいと思ったこと>
・アイスブレイクをすると、緊張がほぐれる。(今回のアイスブレイクで、声を出すことにより、意識がそちらに逸れて、少し落ち着いたことを実感した)
・体験談が混じりながら話を聞くと、より理解できる。印象に残る。
・今日は何を学ぶのか、今日のポイントはどこかを意識して入れてあると、聞いている人の記憶に残る。
・頭の中に入りやすい話し方のスピードがある。
・キーワードのところをちょっと抑揚をつけたりゆっくり目にいうとしっかりそこに意識がいく。
・説明にちょっとした例があるととてもわかりやすい。
・参加者を巻き込んでいくやり方だと、参加者としては参加している感が一気に高まり、より集中して話が聞ける。
・コーチングを学ぶという研修なので、その場自体も使ってコーチングを体感してもらえるような関わりを持つことが、より参加者の理解が深まる。

■研修コースを受講して気づいたことは、コーチングの教え方にはたくさんのやり方があり、受講者や依頼先組織のニーズを満足するよう研修講師側がしっかりと事前準備をする必要があるという点です。航空自衛隊学校において、航空管制官の新人養成のために、コーチング教育を実施していた経験がありましたが、知っていることと教え導くこととはまったく異なる中、共創コーチングメソッドを修得できることは喜びでした。実習においては、教官魂に火がついたため、教官そのものを演じてしまいましたが、受講者とのやり取りの中にコーチング技法を盛り込んで展示することもできたとご指摘を受け、まさにその通りだと感じました。今後は、社内主任会において研修ができるよう準備していきたいと思います。また、社内の保健師さんもコーチング習っているので、そのうち社内でお役に立てる機会がないかな。と、アピールしています。2日間の研修コースでしたが、たくさんの学びを得ることができました。ありがとうございました。