• 開催レポート

共創コーチング®基礎コース『パーソナルベース』

基礎コース(パーソナルベース)

2021年9月2日(木)9日(木)16日(木)23日(木)26日(日)に、オンラインで基礎コース『パーソナルベース』を行いました。

ビデオ(事前に見る、約2.5時間)+ ②zoomセミナー毎週木曜(19時~21時)+ ③ピアトレ100月末日曜(9時-10時40分)の形で開催しました。

「共創コーチング®」を実施するためには、相手のあり方や、相手の基盤の状態を知るという視点も大切です。また、コーチ自身の基盤(パーソナルベース)が、相手との関係性に影響を与えます。
今回のコースでは、自己基盤(パーソナルベース)を整備していく具体的な方法を学び、参加者自身の自己基盤のチェックをしていきました。

(参加者の感想)

・ パーソナルベースの4週間、そして基礎コースの4か月間、ありがとうございました。価値、ニーズ、妥協、境界線、バランス、才能、ビジョン・・・ここまで自分と深く向き合ったことは今までなかったような気がします。そもそもなぜコーチングを学びたいと思ったのか、今後どうしていきたいのかということを、パーソナルベースで見つけることができたように思います。あと1~2年で地元に戻りますが、その後3年くらい経ったらまた東京で働きたい気持ちがあることも明確になりました。常に刺激がほしいかも。笑。将来(定年後)はエグゼクティブコーチとして活躍できたらカッコイイなという漠然とした憧れがありますが、1~2年後に地元に戻ってからは下請会社の社長たちと深く関わる立場になると思うので、そこで社長の視点を学び人脈を広げ、その先は再び東京に戻り本社で企業トップの視点を学び・・という、現在の経験の全てがその先に繋がるような手ごたえを感じました。自分と関わる人に笑顔の連鎖を広げたい。今後はビジョンをしっかりと持ってコーチングを学び続けていきたいと思いました。

・多くの人は自己基盤が制限的観念などによりかけていることが多いと感じました。自己基盤が整っていないとエネルギー漏れして行動しにくいと感じましたが、自分の価値につながると、とても大きなエネルギーを得られると思います。あとはそのエネルギーを価値に基づく行動に一点集中させることができるか、というところにコーチの役割があると感じました。実際にビジョンを広げる質問はピアトレのグループの全員がとってもエネルギッシュになっていました。そのエネルギーを増幅させながらコーチングをデザインすることができたなら、人の可能性は無限になると感じました。そして、ビジョンを語れる心理的安全性を作ることもコーチの大切な資質になると感じました。
才能や強みに関しては、自分の価値を感じながら生きていると、思わぬ才能が開けてくることが面白いところですね。書くこと話すこと(自分の考えを表現する)が絶対に嫌だったことが、一番楽しいことの一つになっていることも価値に基づいた才能の現れなのかも知れませんね。コーチとしてクライアントの可能性を広げるコーチングを心がけていきたいです。

・パーソナルベースを学ばなければ、自分の自己基盤に気づくことはなかった。自分の価値やニーズ、そして、未完了と今の自分を俯瞰して見る技術は多少付いた。何が足りていないのか。どこでエネルギー漏れを起こしているのかがわかることで、無駄な労力なく、そのエネルギー漏れを防ぐことに注力できると感じた。何気なく生活していると、仕事に追われ、昔掲げていた価値からの原動力を見失ってしまう。この1ヶ月で、価値を再確認できたことで、自分の日常生活に活力が湧いた。多くの人は、ニーズに追われてしまい、本来発揮できる価値ベースの才能や能力を十二分に発揮できていないのかもしれない。そういう周りの人にも、今回学んだことは、気づきとして与えられるようにしたい。
 クライアントをはじめ、周りの人々に、パーソナルベースのコーチングができた時、勇気やポジティブな状態で行動できるようになる感じた。というのも今回受けていく中で一番やる気にみなぎったのは、ワークの中でたくさん自分の価値を認めていただき、才能をポジティブに評価してくださった方々がいた時である。そこで感じたのは、やはり人は認められ、励まされ、価値づけされると、勇気や向上心、前進しようとするエネルギーが漲ってくることが、自分の体験としてわかった。やはり、認められ励まされる体験を継続的に続けることは、人が大きく変わるきっかけになると思う。今の仕事でも、励まし、価値づけることで、知らぬ間に多くのポジティブなアクションを起こす子どもが多い。承認し、共感し、勇気づけることを、プライベートでも、仕事でも常に意識し続けていきたい。また、もっと価値やニーズに迫る質問の引き出しをもっと増やしていきたいと思う。
 日頃のことにも目を向けるという自分と対話する時間を作ることは、物事への感謝のハードルを下げ、人に優しく、正しく接することができるようになると感じた。毎日寝る前15分は1日の振り返りを習慣化したことで、目標を見失わずに生活できるようになった。今後も自分との対話を続ける習慣を続けていきたい。

・妥協や諦めがエネルギーを下げる場合があることを知りました。そして、問題は、自分が妥協していると意識すらできていない場合があることで、意識できないままエネルギーが下がってモヤモヤしている場合も結構あるのかなと思いました。境界線については、「自分の境界線が分かることは、自分が大切にしているものが分かること」というお話が特に印象に残りました。
 バランスの法則と浄化については、心理テストの型が「過剰型」が「成功」、「適応型」が「幸せ」、というイメージが理解しやすかったです。人は「成功」を求めてつい過剰になりがちですが、「幸せ」に生きたいなら、バランスの取れた適応を目指すべきなのかな、とも思いました。「不適応型」には「成功」も「幸せ」もなく、避けたい型なのかな、という感じがしました。不適応型の子供にはどのようにかかわっていったらよいのかということも学びたいと思いました。
 なんでも過多ぎみの現代社会においてバランスをとっていくためには、浄化・引き算で自分の本当にやりたことや望み、大切にしていることを研ぎ澄ましていくことが必要だと感じました。そのためには、自己基盤を整え、自分を曇りの少ない良い状態に保つことが必要だということも学びました。その方法のひとつとしてマインドフルネスや瞑想についても教えていただき、ほんの2-3分でも静かな時間を持つことが、自分を整えるのに効果的だということを知りました。「自分を信頼し、その力を使いながら流れを読みながらやっていく」「頑張るのではなく受け取る」という視点が大変印象的でした。

・目標達成するためのエネルギーマネジメントについて学んだ。自己基盤という概念が全くなかった(目標は、適切に定義して、道筋が考えられれば達成できるものと思っていたので)ので、衝撃的なインパクトがあった。未完了をなくしてエネルギー漏れを防ぐこと、価値とニーズの違い、価値は誰に言われなくてもついついやりたくなること、ニーズは欠乏しているのを埋める感じだということを学んだ。自分の価値が、危険なことやチャレンジングなことにあると、改めて気づけた。

・日々のコミュニケーション(プライベート、仕事でのマネジメント等)において、この人は今ニーズで動いている、価値はこんなところにあるのでは、等々見え方が大きく変わった。