• 開催レポート

共創コーチング®基礎コース『コミュニケーション』

基礎コース(コミュニケーション)

2021年3月4日(木)11 日(木)18日(木)25日(木)28日(日)に、オンラインで基礎コース『コミュニケーション』を行いました。

ビデオ(事前に見る、約2.5時間)+ ②zoomセミナー毎週木曜(19時~21時)+ ③ピアトレ100月末日曜(9時-10時40分)の形で開催しました。

コーチングスキルのベースは、「コミュニケーション」です。
目の前の人とどのような関わりをすることが相手を上手に活かせるのか、創造性を引き出せるのか、と言ったスキルを、その意義や意図も含めて体系的にお伝えしました。

(参加者の感想)

・「4つのタイプ;話が聞けない時」、自分自身のアルアルを発見できました。普段のコミュニケーションにおいて、いつも相手の話を聴ければ良いと思うものの、それをやると、めちゃくちゃ疲れることも考えられます。「自分は話が聞けていない/聞いていない」を認識できていればまずOK。普段のコミュニケーションでは「試しにきいてみようか」をやってみようと思います。「相手の”話”に意識を向けるのではなく、相手に意識を向ける」これはコーチングセッションではやろうとしていますが、普段はあまりやっていません。話が聞けていないと感じた時、自分自身に起きている感情・感覚を感じ取る。その時は話ではなく相手自身に意識を向けてみようと思います。そして、そういう時は「質問を封じ込める」も大事かも。

・大きな意味では、コーチングを学び始めて、人間理解が一つ深まったという気がします。人は受容と共感を持って聞いてもらうことから生まれる安心感があってはじめて自分の気持ちを話すことができ、思いの丈を話すことで、自己理解や気づきが得られ、それが行動につながり、自己実現につながる、このようなことは自分にとって大きな気づきでした。そして、このように相手を主体的にできるコミュニケーションのスキルには、「聞く」「質問」「承認」「フィードバック」「提案」があり、それぞれのスキルを学び、身に着けることで、相手の主体性を引き出すかかわり方ができるようになるという具体的な道筋も分かり、なるほどと思いました。

・「聞く」についてたくさんの実践ワークがあり、たくさんの気づきがありました。まず、自分のことを聞いてもらえる気持ちよさを体験しました。相手にはあまり何も言ってもらわなくてもいいんですね。自分の話すことをゆっくりしっかり聞いてもらえるという体験は、実は普段あまりしていないな、ということにも気づきました。今日は自分のことを聞いてもらえて、とてもうれしかったです。実は人はだれしも自分のことをたくさん話したい、聞いてもらいたいと思っているのではないかと思います。だから、その人に関心を向けて、相手が話しやすい雰囲気でそこにいて聞くというだけで、相手にとっては貴重な体験になるのではないかと思いました。

・これまで結果承認、存在承認という観点で考えていたが、行為承認、間接承認という考えがあることを知った。振り返ってみればやれていたことでもあり、意識することで承認の機会を増やすことが出来ると分かりました。さらに承認で動かすのではなく、安心感を与えて動かすというのはなるほどと思いました。

・前回の「質問」と比べて、今回の「承認」は容易だと感じた。しかし、ロールプレイをやってみたら、見事なまでに承認が無かった。聞く→承認→質問の順番だったが、承認が無かった。自分でも気がついた。承認を飛ばして、質問をしていることを。今、思うことは、まず、一つ一つの型を身につけることだ。型を身につけなければ、組み合わせた時に応用できない。因数分解して、最小の要素をマスターする。そして、受講して常に感じるのは、いい子のフリをしてネコをかぶっているなということ。もっと、自分らしく、でも、型は身につけて表現したいと、思います。

・人は自分だけで考えていてもなかなか自分の考えの枠から出られないが、他人から質問されることによって、本人がそれまで気づいていなかった新たな視点や気づきが得られるということを知りました。本人が自ら主体的に考え、動くための核になるのがその人自身の「気づき」であり、その「気づき」を得るための手段の一つとして質問があるのだということも知りました。