• 開催レポート

共創コーチング®基礎コース『コミュニケーション』

基礎コース(コミュニケーション)

2020年7月2日(木)9 日(木)16日(木)23日(木)26日(日)に、オンラインで基礎コース『コミュニケーション』を行いました。

今回から本格的にオンラインコースが始まりました!
①ビデオ(事前に見る、約2.5時間)+ ②zoomセミナー毎週木曜(19時~21時)+ ③ピアトレ100月末日曜(9時-10時40分)開催しました。

コーチングスキルのベースは、「コミュニケーション」です。
目の前の人とどのような関わりをすることが相手を上手に活かせるのか、創造性を引き出せるのか、と言ったスキルを、その意義や意図も含めて体系的にお伝えしました。

(参加者の感想)

・ジョニーさん、陽子さん、コーチングの世界を楽しく和気あいあいとした中でより深く教えてくださり、ありがとうございました。
去年の年末、いろいろ悩み経営者として本当に人を引っ張っていける人になれるのだろうかと不安でしたが、今は、その不安さえも自分の素直な成長のステップだと思えるようになりました。もちろん、この社会状況の変動で不安だらけですが、相談できる仲間がいること、悩んだ時にどう考えればいいのかが分かったこと、そして、意外と知らなかった自分のことを理解できたことをとても大きな学びでした。
きっとコーチングのほんの少しの世界をかじっただけだと思うのですが、それでもコーチングの考え方の基礎を学べたことは、とても有益だったし実践にすぐに使えるところがすごいところだと思いました。そして、何よりもジョニーさんと陽子さんが大好きで素晴らしいコーチに学べたことを誇りに思っています。今後も、養成コースに進み、自分もコーチとして女性の起業家を応援する立場になっていきたい。地域や行政に対してもコーチングをして、その地域の核心を掘り起こしながら住民と共に向き合いながら考えていきたい。もしできることならば、コーチを要請する立場にもなっていきたいと思います。

・‘聞く‘の動画視聴、及びZOOMセミナーを通して気づきと学んだ事を整理しました。最も感じたのは、普段 出来ているつもりでいた聞くことと、コーチングにおける‘聞く‘という事の違いでした。私は、普段相手の話をこういう事を言いたいのだろうと「決めつけ」てしまったり、解決したいから相談しているんだろうなと解釈して「判断」や「解決」をしていました。いずれもコーチングでは、しない事だと学びました。
コーチングでは、相手視点で‘聞く‘事を通して、クライアントに安心感・信頼感を持ってもらい気づきにつながるように促せるように様々なスキルがある事も学びました。その中で、自分が一番難しいと感じたのが、‘おうむ返し‘です。こうやるんだよと教わるのと、実践するのとでは大違いでした。クライアントの言葉の中で大事なところを切りとって繰り返す事で促される事につながる。理解は出来るのですが、実践では言い換えてしまったりしてしまいました。この部分は、意識して繰り返し行う事で解消出来るようにしたいと思います。

・問うことは、聞くことよりもできていると思っていたけれど、ただ質問していただけで狙いを持った問いではなかったことに気づきました。今までの私の質問は、自分にとっての質問(会話をつなげるため、自分が聞きたいだけの質問など)であって、相手のための問いではなかったということです。コーチングでは相手に気づかせるために狙いを持って問う。「聞く」も「質問」も、日常では無意識に行っているけれど、意識を持つことで大きな効果が生まれる。多面的に、多角的に相手の状況を捉えて、本質に迫るために問いかける。。。クライアントの悩みに対し、4つの方向性を頭で考えながら質問することは難しかったです。ジョニーさん、陽子さん、皆さんの問いを聞いて勉強になりました。なぜ難しかったのか。自分がクライアントに同化してしまって、どうしたらいいのか分からなくなってしまったからだと思います。コーチという第3者的な立場に立てていなかったということに気づきました。だから何に気づいて欲しいのか、が明確にできず問いが思い浮かばなかった。ここでも、「私」という意識が邪魔をしていることに気づきました。「私」手強いです。

・存在承認、行動承認、結果承認、3つの承認があることを学び、これまでの仕事の中でのケースでは承認の量として、存在<行動<結果のバランスに偏っていたことに気づきました。これは自分だけでなく組織の風土の問題で、例えばオフィスで「朝気持ちよく挨拶をする」「名前で相手を呼ぶ」「全員に声をかける」といった存在承認が当たり前すぎるのか、欠落していると思いました。一方で昭和の企業の映画やドラマに見る中では、存在承認が濃かった記憶が湧いてきます(もちろん罵声も飛ぶのですが)。快活に出社する植木等をイメージしながら、令和の会社に存在承認を取り戻したいと思いました。もちろんコーチングでも意識しつつ、自然に、何度も本音で伝えることを続けたいと思います。

・今回4か月間コーチングについて学んでいく中で、コミュニケーションコースが一番難しく、特にFBが難しかったです。テキストにもありますが、どうしても承認とFBが混ざってしまい、ロールプレイ中に「あれ、FBって何だっけ」となってしまい、変な間が出来たり、ろくにFB出来ずに提案へうつってしまうことがありました。また思っている言葉を言語化できずに、ロールプレイが終わった後に「もっとこういう質問、表現をしたらよかった」と思うことも出てきました。1週間のワークとしてIメッセージも意識してみましたが、なかなかIメッセージのイメージが出来ず結局Youメッセージになってしまうこともあり。ロールプレイ、ワークともにかなり苦戦しました。普段からの反復練習が大切かと思うので、まずはIメッセージを意識していこうかと思います。

※基礎コース受講生の実践例はコチラから → https://kyoso-coaching.com/archives/13039