- 開催レポート
生きる力(非認知能力)を育てる共創コーチング®
2018年6月24日(日)14時〜17時名古屋市金山コーチング・ステーションにて、【教育者・指導者向け】生きる力(非認知能力)を育てる共創コーチング®ハーフセミナーを行いました。
学校の教師、教育委員会主事、塾経営者、大学の講師など様々な教育分野の教育に熱い方が集まりました。
東海三県のみならず、浜松、大阪、滋賀などからも足を運ばれる方が見え、テーマの「非認知能力」に対する意識の高さが感じられました。
書籍や論文などから得られたエビデンスベーストに立った教育スキルを、講師である稲垣友仁が実際に教育現場で試してみて、どのような成果を得て来たのかについて語りながら、共創コーチングの有効性について語って行きました。
現在、色々な書籍でエビデンスベーストな教育が叫ばれていますが、日本の教育に脈々と流れている昔ながらの教育の方向性は、実はそれらのエビデンスベーストに当てはまるものが多かったように思います。
現場の職人的な教師は、肌感覚で生徒たちに何が起こっていて、何をしてあげればいいのかが分かっていたというのが、今回講師の稲垣友仁が伝えたかったことです。
それらを現代の様々な教育実践と比べながらカテゴライズして行きました。
セミナーが進むにつれて、参加者の皆さんのお顔が元気と希望に満ち溢れていくのが印象的でした。
途中、元東海高校英語教諭の松本郁美さんにフィンランドの教育事情について、現地視察の体験談を語っていただく場面も設けられ、参加者にとってはとてもお得な場となりました。
(参加者の感想)やる気が湧いてくる研修でした
・とても楽しく、刺激的でした。講師の方が長年かけて学んでこられたものを短時間で教えていただき、お得なセミナーでした。現場の学生対応で疲れ切っていたので、授業もうまくいかないものが出て来ていたのですが、やる気、学ぶ気力が湧いて来ました。ムチでやらせても学生は動かないと気づきました。あとは時間と余裕が現場に必要。
・ここにこさせていただくと、やる気が溢れ出て来ます。早く学校に行って実践したいです。今日は「やる気の引き出し方」をいつの間にか自分が体験できていたので、まさに「体験学習」でした。
・非認知能力やグリッドの説明の時の講師の話に感動しました
・日頃の実践を様々なエビデンスや先生の体験により、より明確にすることができました。実践と理論の統合によって振り返ることで次への行動実践をより良いものにできると思いました。ぜひ近いうちに非認知能力やポジティブ心理学について私たちの地区で話をしていただきたいです。
・講師の経験や学びが詰まった濃い内容で有意義な時間でした。ありがとうございました。
・本当に参加して良かったです。体系化されているので、自分がどこができているのか、改善する点はどこなのかが分かって良かったです。
・基本的に、自分自身が行って来た教育方針に間違いなかったなと思えることができました。生徒たちが自主的に発言している授業とその方法を学べて有意義でした。ありがとうございました。
・来月から教育相談が始まるので、今日学んだ流れに沿って子どもたちと話をして行きたいです。子どもたちと共創して、授業を作っていけるようになりたいと強く思いました!
・様々な資料(本、学級通信)なども大変参考になりました。ありがとうございました。
・成長には「安心」が必要であることを再確認できました。