栗林　文人

〇幼少期から大学入学まで
　育ての親である祖父母の影響を受け、小学生の頃から「人の役に立つ仕事をしたい」と漠然と考えるも、納得できる仕事の探し方がわからず、ひとまず１年間の浪人生活を経て、大阪教育大学へ入学。

〇大学入学から就職まで
　教育に関心を持ち、入学するも、教員になることに対する熱量が周りと違うことに気づく。そんな中、行政職の公務員の存在を知り、公務員試験に没頭。国家Ⅰ種（現在の国家総合職）試験に合格するも、希望する省庁から内定をもらえず、１年間のフリーター生活を送った後、市役所へ入庁。

〇市役所入庁から都道府県庁入庁まで
　上下水道局の総務課にて、広報・例規の改正・社会保険関係の手続業務に５年間従事。
【主な成果】
２年目で広報のキャンペーンイベントを改善
→新たに市民アンケートを無料で行い、結果を広報誌の掲載記事へフィードバックするとともに、周知した市民の数を1.5倍（2,000人から3,000人）にした。

〇都道府県庁入庁から現在
　５年働いた後、都道府県庁へ転職。
　７年目にして、自動車税の滞納整理業務（２年）、中小企業の健康経営の支援業務（１年）、空家対策における市町村支援や国への法制度改正に係る業務（３年）、学校教育審議会の運営に関する業務（１年目）と多岐に渡る業務を経験している。
【主な成果】
・都道府県税事務所での滞納整理業務において、事務所内でトップレベルの案件処理数
・都道府県での空家担当総括時代(令和３年度)、「地方分権に関する提案募集」を活用して内閣府へエントリーした２件が重点項目に選ばれる。
→空家の所有者調査において、令和４年8月から住基ネットが使用可能になった。また、法務省の見解を180度覆し、令和６年３月の戸籍情報連携システムの導入に合わせ、行政事務でも使用可能になる予定。

〇コーチング関連
　行政職の仕事は好きな一方、公務員10年目にして「様々な資格を取得しても人生の目的が見つからない」ことに悶々とし、自らの価値観に向き合い始める。その中で、好きなことで価値観を満たせ、かつての自分のようなキャリアに悩む人の力になりたいと思い、コーチングを学ぶことを決意。
　勤務先の都道府県庁において、コーチング関係の副業許可を初めて取得し、注目を集める。

　クライアントの目標や課題に対する想いに共感し、心理的安全性を保ちます。セッションはクライアントのための時間ですので、話したいことを自由に話していただくことは重要だと考えています。
　心理的安全性を担保した上で、持前の率直さを活かした傾聴やフィードバックを行いながら、話を整理したり、認識のリフレーミングをしたり、言葉にならない感覚を言語化したりすることで、クライアントがテーマにしていることの本質を探究することを心がけています。

〇専門性
・自身が10数年、ライフキャリアについて考えてきた経験
⇒同じ悩みを持つクライアントに対して、特に力になれると思います
・役所生活12年の実務経験
⇒同業者の方の状況把握がスムーズに行えます
・価値観などを深掘りするワークの活用
⇒一人では得られかった気づきを促します
・内省
⇒リフレーミングやジョブクラフティングを行うことで、クライアントに新しい認識の仕方や今携わっていることの意味付けを一緒に探究することが可能です

〇これまで扱ってきた主なテーマと成果
・納得できる転職（30代_デザイン関係）
⇒数年間悩んでいた転職に向けて行動を開始
・仕事でのキャリア形成（20代_地方公務員）
⇒携わりたい業務を明確化し、希望の部署へ異動
・仕事（ダンス）の言語化（40代_ダンス講師）
⇒仕事の言語化ができたことにより、数年間手付かずだった動画を作成し、６回目のセッションで発表することができた